決算を終えての振り返りと大いなる反省

決算を終えての振り返りと大いなる反省

お疲れ様です。オウセイです。
昨年度よりも大幅に体重が増えたので体重計を買いました。
それでは本日のブランドミーティングを進めます。
本日は昨年度(一期目)を終えての振り返りです。

【売上報告】
今日は昨年度の売上状況についての報告になります。昨年度は190個の販売実績で、月当たり約16個ベースとなります。
広告宣伝費等を加味すると大幅赤字で火の車です。
とは言え、昨年度は別会社でサラリーマンをしながらの事業運営だったので物理的リソースが割けていなかったのも事実です。
今期は最低でも平均100個/月いかないと、3年後黒字化は難しいので、気を引きしめて進めましょう。
それにしても有効濃度をしっかりと配合した化粧品は原価が高いので、利益構造を圧迫しています。高原価率のコンセプトを変えないのであれば、ある程度の売上の絶対数を増やさないといけないですよね・・・
一般の化粧品の2倍以上売らないと、原価回収もできません。
今年は専門店への卸商談も増やしていく方向でECとリアルの両軸から攻めていきましょう。

【業界情報】 
昨年度は、コロナ禍の影響でお家時間が増加し、香り市場が大きく増加しました。ホームフレグランス市場は2027年までに年平均成長率4.5%で成長する見込みだと言われています。
またスキンケア市場も微増し、メイク市場も復活の兆しが見えています。また、メンズ市場はかなり好調ですね。
弊社はスキンケア✖︎香水の新しいカテゴリー商品ですので、トレンドの後押しが期待できます。現在はサンダルウッドをベースとした美容液一種類ですので、今後は香りのバリエーションも拡大していきたいと考えています。
また、CICAブームが顕著でした。ロレアルやKOSEコスメポートなど大手化粧品メーカーでもCICA配合の化粧品を発売するなど、韓国コスメの日本への影響が一層強まったと考えます。数年前までは韓国コスメと日本コスメは一種の分断がありましたが、ここまで大手メーカーが影響を受けるのは想定外でした。今後は成分至上主義が一層強まると思われますが、弊社の「スキンケアは香りで選ぶ」など感性的な世界へと変革したいですね。

【好事例】
売り方として面白いなと思ったことを最後に報告します。
資生堂からSIDEKICKというZ世代のメンズ向けブランドがリリースしましたが、まさかの1店舗での販売のみというマーケティングを実施してます。SNS上でバズらせるものの、購入できるのはリアル店舗1店舗のみ。はじめは「ふーん人気なんだ」と思っていたものの、SNS上で複数回コンテンツを見ると、「原宿に行ってでも買いたい」と思い込むようになり、まんまと戦略にハマってしまいました。マス向けではなく、あえて希少価値を付与することで、人間の本能的に購入意欲が爆上がりします。こういうワクワク感は弊社でも取り入れたいですね。
同じく花王からUNLICSというメンズコスメがリリースされましたが、こちらはtiktokなど広告に注力しながらEC販売を主体としているように見えます。SIDEKICKもUNLICSも同じメンズ向けコスメですが、マーケティングが真逆なので、今後の戦いも見どころです。

以上で本日のブランドミーティングは以上です。
ちなみに、サムネは創業時に記念で撮影した写真ですが、すごくイキっていてダサいですね。反省の念を込めて再掲しました。
流石にフル画像だと笑いが止まらないので、透明度をマックス上げてます。

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